先回の記事では「マイナンバー制度とは??」について
目的や、おおまかな内容を書きました。
今回はマイナンバー制度のデメリットや、注意点を
説明しようと思います。
まず、マイナンバー制度のポイントは
個人を番号管理することで、行政の手続きなど事務作業を効率化すること
行政の人にも我々国民にも利便性をあたえてくれるシステム
だと説明しました。
読んでない方は①の記事↓も読んでみてくださいね。
マイナンバー制度の目的とは??
しかし、そこには注意すべき点があります。
デメリットの可能性があるわけですが、
それは情報漏えいです。
セキュリティーの問題ですね。
情報漏えいの可能性はないのか???
まず政府はこう言っています。情報の管理にあたっては、今まで各機関で管理していた個人情報は 引き続き当該機関で管理してもらい、必要な情報を必要な時だけ やりとりする「分散管理」の仕組みを採用しています。
マイナンバー(個人番号)をもとに特定の機関に共通のデータベースを 構築することはなく、そこから個人情報がまとめて漏れるようなことも ありません。(2014年6月回答)
引用:http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/bangoseido/faq/faq5.html
つまり情報を一元化して、それを各機関が共有するのではなく
各機関が情報を管理して、それを必要に応じて、番号を通して
簡単に連携させれるようになるということだそうです。
ですから情報漏えいの心配はないとの見解を示しています。
ほかにも
個人番号を用いず、符号を用いた情報連携を実施する
アクセスできる人を制限する
通信の暗号化を実施する
などの対策方法をとるそうです。
そして
罰則を強化しているんだとか。
セキュリティーがしっかりしてるなら
そもそも罰則なんてそんなに強化する必要ない気もしますけど。
まぁ犯罪者へのけん制でしょうかね。
とにかく政府は
一元管理ではなく分散管理しているので
例え一部の機関で情報がもれても、他の機関が漏れるわけではない
と説明しているんですね。
いや、だからそもそも、あっちゃいけないんですけどね。
情報漏えい自体が。笑
なりすまし、悪用の可能性は??
政府の見解ですマイナンバーを使って社会保障や税などの手続きを行う際には、
個人番号カードや運転免許証などの顔写真付きの身分証明書等により 本人確認を厳格に行うことが法律でそれぞれの関係機関に義務付け られています。言い換えれば、万が一マイナンバーが漏えいした場合であっても、 マイナンバーだけで手続きを行うことはできませんので、 それだけでは悪用されません。マイナンバーが漏えいした場合には、 本人の請求などにより、マイナンバーを変更することが可能です。(2015年6月回答)
引用:http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/bangoseido/faq/faq5.html
とのこと。
でもですね。
怖いのはアメリカや韓国など、すでに類似したマイナンバー制度を導入している国では
なりすまし、詐欺、悪用などが何件もあるという事実なんですよね。
そして日本でも先日年金機構での情報漏えいが問題になったばかり。
それ以降本当に大丈夫なのか?と疑問をもっている人も多いはず。
週刊誌を読んだのですが、
そこには政府は情報が漏えいすることは覚悟していると言っていました。
すべては表向きの理由と説明で、
本音は金の流れを徹底的に管理して、
税金をしっかり徴収することなんだと。
ですからそれが第一優先で、セキュリティは2の次なんだと。
そんなことが書いてありました。
そうなるとより心配ですね。
結局新システムができれば便利にはなるけど、そのぶん必ず悪い輩が
悪知恵を働かせて悪いことをやっちゃうんですよね。。。
そのイタチごっこがなんとなく目に浮かびます。
自分が被害者にはなりたくない。
そんな思いがわいてきますね。
ですからメリットもありますが、デメリットもあるってことを知っとかないと
ですね。