【ネタバレなし】金原ひとみさんの小説「アタラクシア」のあらすじ・感想をご紹介!

ちまたで噂の

望んで結婚したはずなのにどうしてこんなに苦しいのだろう。

そんな一文とベールをかぶった女性が印象的な

金原ひとみさんの最新作「アタラクシア」

金原ひとみさんといえば2004年に34歳で「蛇にピアス」で

芥川賞を受賞されていましたよね。

15年という月日を経て、待望の最新作というわけです!

あらすじをチラリとご紹介します!

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あらすじ(ネタバレなし)



望んで結婚したのに、どうしてこんなに苦しいのだろう——。

最も幸せな瞬間を、夫とは別の男と過ごしている翻訳者の由依。
恋人の夫の存在を意識しながら、彼女と会い続けているシェフの瑛人。
浮気で帰らない夫に、文句ばかりの母親に、反抗的な息子に、限界まで苛立っているパティシエの英美。
妻に強く惹かれながら、何をしたら彼女が幸せになるのかずっと分からない作家の桂……。

「私はモラルから引き起こされる愛情なんて欲しくない」
「男はじたばた浮気するけど、女は息するように浮気するだろ」
「誰かに猛烈に愛されたい。殺されるくらい愛されたい」

ままならない結婚生活に救いを求めてもがく男女を、圧倒的な熱量で描き切る。
芥川賞から15年。金原ひとみの新たなる代表作、誕生。

 

ちなみにもう我慢できない!

ネタバレを見たい!という方は↓のページからどうぞ。

【ネタバレ】金原ひとみさんの小説「アタラクシア」のあらすじ・感想をご紹介!
アタラクシアの最後の一文、衝撃のラストが待っている… ネタバレがあるので閲覧注意です! これから読む人は見ないでください!

「心の平穏」を求める難しさと切実さ

由依(ゆい)はパリで暮らしていたときに

知り合ったフレンチ・レストランのオーナーシェフ、瑛人(えいと)とつき合っている。

だが、彼女には小説家の夫、桂(けい)がいた。

桂は妻に強く惹かれながら、どうしたら彼女が幸せになるのか、

ずっとわからないまま過ごしてきた。

そして由依の友人、真奈美(まなみ)は暴力を振るう夫との関係に疲れ、

不倫でその不満を発散させている……。

『アタラクシア』は心の平穏を求めながら、

欲望に振り回され、手探りで生きる人々の姿を、解像度高く描き出した長篇小説。

昨年、パリから東京に戻った金原ひとみさんの東京発第一作でもある。

金原さんはなぜ、いま、この日本で『アタラクシア』を生み出したのだろうか。

 

出典:レザンブロ・著者インタビューより

アタラクシアの意味とは?

アタラクシア(希: Ἀταραξία、英語: Ataraxia)

心の平静不動なる状態のこと。乱されない心の状態。

激しい情熱や欲望から自由な、平静な心のさま。

外界にわずらわされない平静不動なる心の状態であり、

心から動揺をとり除いてアタラクシアの境地を実現するのが

哲学の究極の目標・理想だとした。

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出典:Wikipedia

古代ギリシア哲学の目指す理想郷、という意味なのですね。

 

 

出典:http://renzaburo.jp/ataraxia/interview.html

読んだ方の感想は?

最初の章『由依』での浮世離れした文章に

「金原さんってこんな感じだったっけ?」と思いながら読み進め、

次の章『英美』のほとばしる感情表現に圧倒される。

人生の『アタラクシア』を模索する登場人物たち。

求めて求めて求めて。渇きを抱えながらもがく人々がリアルで胸が痛かった。

実際に日本を離れ渡仏された金原さんの、

外から見る日本人の価値観の建前と本音がよく描かれている。

そして予想もしなかったラスト一行。いやー、面白かった。

読書メーターより

金原 ひとみは、新作中心に読んでいる作家です。

本書は、ヒリヒリする仏蘭西被れ平静不動東京不倫恋愛事情でした。

やはり「不倫は文化だ by 石田 純一」ということでしょうか? 【読メエロ部】

読書メーターより

瘡蓋を剥がされるような… ヒリヒリする話だった。

金原ひとみさんが同世代って 事もあるのだろう。

行き場のない逃げ場のない子持ちの女の心情をリアルに書いてくれた。

由依のように、自分の気持ちに素直に生きられる人は いいよね。

周りを傷つけてもきっと気がつかない。 だけど自由奔放だからモテるのだ。

読書メーターより

夫とは別の男と過ごしている翻訳者の由依。

彼女の夫の存在を意識しつつ、彼女と会い続けているシェフの瑛人。

浮気で帰らない夫、ウザイ母親に反抗的な息子。

イライラが募るばかりの パティシエの英美。

妻に強く惹かれながら、何をしたら彼女が幸せになるのかずっと分からない作家の桂。

重苦しい家庭と不倫がテーマなのかと読んで いたら、ラストにかけて驚いた。

金原さんの新しい一面を見た感じ。 【図書館】

読書メーターより

 

どうやらラスト一文に大きなポイントがあるようですね。

これはぜひ読んでみないと!

【ネタバレ】金原ひとみさんの小説「アタラクシア」のあらすじ・感想をご紹介!
アタラクシアの最後の一文、衝撃のラストが待っている… ネタバレがあるので閲覧注意です! これから読む人は見ないでください!

 

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